玄米の効果

 玄米は「天然の完全食」といわれているそうです。

食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく豊富に含まれ食後の高血糖を抑える低GI食品として注目されています。お米の外側で脱穀した後のぬか付きのお米の事です。

琉球大学の玄米食についての研究では日頃のおかずは変えず、白米だけを玄米に8週間置き換えてみたところ、体重減少、食後の高血糖や高インスリン血症の改善、脂肪肝の改善が観察されたそうです。また、動物性脂肪（肉類やファーストフード、アイスクリームなどに多く使われています）に対する欲求が和らぐことが分かったと。

 玄米に含まれる高濃度の機能成分、γオリザノールが脳に働きかけ、動物性脂肪に対する指向性を軽減させたり、インスリンの合成・分泌を担う膵臓の細胞に働き、インスリンが分泌されやすくなり、糖尿病や肥満の改善に効果を発揮することが明らかになりました。

ファーストフードやアイスクリームなどに多く使われている動物性脂肪を食べると食欲をコントロールする脳の視床下部にストレスを増やし、その欲求がさらに強くなり、ますます動物性脂肪を摂りたくなる刺激が高まり、肥満、糖尿病、脂質異常症などの発症につながっていきます。

玄米やシリアルなどの難消化性の未精製穀物を摂取すると善玉腸内細菌により代謝が促され

健康維持・増進につながる多くの良い効果を発揮します。

肥満抑制、過剰な食欲軽減効果、アレルギーやがんになりにくくする効果もあるようです。

腸内細菌については様々なメディアでも紹介されていますがそのバランスをを整える1つの食品が

「玄米」です。玄米のおいしい炊き方や食べ方は色んなレシピページで紹介されています。

ポイントは水。浸水時間をたっぷりとって炊く事です。