今日は何カロリー減った？

体重が増える原理は摂取カロリーが消費カロリーを上回ってるからです。体重がずっと変わらないのは摂取カロリーと消費カロリーが同じという事になります。

 

消費カロリーを増やすか、摂取カロリーを減らすかのどちらかで体重が減っていきます。

 

大体自分が1日どのくらいエネルギーを消費しているのか知ると食べるカロリーや量の目安が見えてくるのではないでしょうか？

 

消費カロリーの計算方法に「METs」メッツという概念があります。「METｓ」とは運動や身体活動の強度の単位で安静時を１とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかを示したものです。このメッツを使って1日の消費カロリーを計算することができます。例えば、体重50kgの女性の1日の消費カロリーは・・

 

睡眠時間：7時間x1Mets ｘ50ｋｇ＝350kcal

座っている時間（テレビや食事など）：5時間ｘ1.3Mets x 50kg＝325kcal

立ち仕事（調理時間など）3時間ｘ1.5Metsｘ50ｋｇ＝225kcal

事務仕事：8時間x1.8Mets ｘ50ｋｇ＝720kcal

普通歩行:1時間ｘ3.4Metsx50kg＝170kcal

 

この場合1日24時間で　350+325+225+720+170kcal＝1790kcalの消費と考えられます。

基礎代謝量も含めて少し多めに計算され概ね1700-1800kcalと推定されます。

 これ以上のカロリー摂取は体重増加につながります。

 

朝食で400kcal 昼食で500kcal 夕食で600kcal 間食で200kcal（おやつやドリンク類）だとしたら体重は減らないので消費カロリーを増やすか、摂取カロリーを減らすか考えなければなりません。外食なんかした日には一気にカロリーオーバーになってしまいます。

 

無理なくダイエットを続けるためには身体を動かす消費カロリーを増やす工夫と食事による摂取カロリーをその日に応じて変えていく工夫が必要になってきます。