脂肪細胞をシゲキ！

年の瀬、とても寒くなりましたね。元旦にかけて寒波が来るようですので暖かくしてお過ごしください。

ダイエットには冬がいいと何度申しております。汗がいっぱい出る夏の方が痩せやすいと思ってる方多いんですが、実は冬の方がダイエットや体重減量の効果大なんです！

私達のお腹やそこら中について中々とれない脂肪細胞には白色と褐色、ベージュと3種類あるんです。そのうち褐色脂肪細胞はエネルギーを熱に変えて消費する働きがあり、うまく活用できると肥満解消に期待できるそうなんです。

 ①白色脂肪細胞の働きの１つはエネルギーの貯蔵です。食べ物として取り込んだ栄養素を中性脂肪という高エネルギー密度の栄養素に変えて蓄えておくことです。←これが多いと肥満ね^^;

②褐色脂肪細胞はエネルギーを燃やす働きに優れた脂肪細胞です。エネルギーを燃やして体温を上昇させ体温維持します。また、ミトコンドリアという細胞小器官をたくさん持っているので見た目が茶色っぽくなっているそうです。（上の画像に褐色細胞がある身体の場所を示しています）

③ベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞の中に褐色脂肪細胞の特徴を持った細胞で「誘導型」の褐色脂肪細胞で環境に応じて変化するようです。

肥満（白色脂肪細胞過多）は糖尿病や高血圧、脂質異常症、心筋梗塞、脳梗塞、痛風などさまざまな合併症の原因となるため健康上大きな問題となっています。

成人には寒冷刺激で活性化される活発な褐色脂肪細胞が鎖骨のそばや首の深い所、腎臓周囲などに存在しているという研究報告があります。毎日2時間17℃で6週間過ごすという寒冷刺激の繰り返しの研究では褐色脂肪細胞の活性化やエネルギー消費の上昇がみられたそうです。（論文あり）

今年のお正月もあまり出歩けない感じになってますね。こんな時は近場を散歩したりして、食べ過ぎた身体を動かし肥満を解消、褐色脂肪細胞を活性化して食事と運動療法を根本に生活習慣改善とダイエットに取り組んでみては？くれぐれもコロナの感染防止、マスク、うがい・手洗い必須で！良いお正月を迎えましょう！