リバウンドしないために！

リバウンドとは？

ダイエット時に起こる「超吸収・回復」ですよね。

私たち動物には「ホメオスタシス」という体の機能があります。ホメオスタシスとは、「生体恒常性」といい、体を一定の状態に保つ働きのこと。

血液中に糖（栄養）が不足している場合、脂肪や筋肉を分解して糖を作り血液中に放出し各細胞組織に供給したり、体温が下がると体を動かし震えを起こし発熱を促し、血管を収縮させ熱の発散を抑制したり。

ダイエット中もしかり。摂取カロリーが減ると体は「飢餓状態に陥るのでは」と警戒し、基礎代謝を減らしてカロリー消費をセーブし始めます。これが「貯めこみモード」です。ここでダイエットをやめてしまうと、基礎代謝が低いままカロリーが体に貯えられて、あっという間に元の体重に戻ってしまうのです。またこの先の飢餓状態の危機を回避するために「超吸収・回復モード」となり以前より脂肪をため込むようになります。このようなリバウンドを繰り返すことで痩せにくい体になっていきます。

また食事制限による脂肪減少からやせホルモン・レプチンにも関係して くるようです。レプチンは脂肪細胞から分泌される食欲抑制ホルモンですが、脂肪が少なくなるとレプチンも減り、逆に食欲増進ホルモン・グレリンが活発になり食欲が増すと言われています。

極端な食事制限（過度な糖質・脂質制限）ではなく、基礎代謝を上げ、消費カロリー（運動・活動量）を増やし、適正な食事管理・調整を行いながら少しづつ体を慣れさせていくと無駄な脂肪が消え体重が減りスマートボディーができあがるという訳です。